第１６話「望郷のカナタ」
今回は切な系の音楽がいい効果を表していたような感じ。何も言わない小狼の辛さがにじみ出ていたようで、この物語の苦い設定が痛く感じられました。
黒鋼さんの過去の話と、サクラ姫の羽の話がリンクしてくるとは思わなかったなあ。今まで黒鋼さんの方には、あんまり辛い設定は用意されていなかった気がするんだけど、彼は彼なりに小狼に協力したいという理由がちゃんとあったという設定になってきた。まあ、なんだか後から無理矢理とってつけたような気がするのも確かなんだけど・・・。
彼の話はまた次回に続くみたいだから、そちらはそちらで楽しみにしたいと思います。
ファイさんが初めてみんなのために魔法を使った・・・・というのが、今回の見せ場なんでしょうか？
要するに、彼らは彼ら４人で疑似家族を構成しているんだなあ・・・というのは、ようやく気づいたかも？ 黒鋼さんとファイさんが、少年少女を見守るお父さんとお母さん。癒し系のペットとしての位置にモコナがいると言うことで。
