星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「臣士魔法劇場リスキー☆セフティ」第7〜10話

第7話「花とファジーと小さなエンジェル」
第8話「死神見習いのユーワク」
第9話「追いかけたくて、届かなくて」
第10話「シアワセの人形」

10分に満たないショートアニメなので、一気に見れます。何のかんの言ったけど、結構好きですよ。この作品。

主人公の想い次第で、リスキーとセフティが簡単に入れ替わる構図が面白い。想いがマイナスに行くと死に神が現れるし、プラスになると天使に変わる。リスキーもセフティもかわいいけど、個人的にはリスキーの方が好きかな? 人間は悪に引かれるものかも知れません。

人々をシアワセにするために、人形を作り続けるお父さんは、実の娘の孤独に気づかなかった。そういう部分が何だか泣かせますね。

ラストはハッピーエンドですけれど、本当はもう少し、人形のエピソードの真実を知りたかったなあと思います。娘そっくりの人形は、やっぱり娘のために作ったんだと思っていいのかな? という部分がちょっと不明のままで終わったような気がするので。

「人形よりお前の方が大事だ」という気持ちをお父さんに言わせて欲しかったんですけど、それがなかったのがちょっと残念でした。

時代背景がいろいろ飛ぶのも面白いと思いました。今後の展開も楽しみです。