星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「その時歴史が動いた」第264回

第264回「シリーズ 秀吉の家族2 戦国の母 関ヶ原を決す〜おね・豊臣政権生き残りへの道〜」

自分では子宝に恵まれなかったおねが、遠縁の子供を集めて、育てたというのは、気持ち的にはよくわかる。その子供たちが、豊臣政権を支えた主力になっていったというのなら、やっぱ、子供のうちからの教育って、大事なんだなあ・・・という感じはする。あと、母親の影響力の大きさもしみじみと感じるよ・・・。

私も関ヶ原の合戦というのは、豊臣VS徳川だと思っていたんだけれど、豊臣内部の政権争いだったと説明があったのは、へぇ〜という感じ。ある意味、これは、おねと茶々の対立だったとも言えるのか??

茶々の産んだ息子が二人いたという話を最近になってやっと覚えたんだけれど、最初の子供が死んでしまったからこそ、秀吉が2番目に産まれた秀頼を狂気のように溺愛したというのも心情としてはわかりやすい話だ。年老いてから生まれた子供だったから、なおのことだろうし・・・。その辺の人間の情愛は、時を越えても変わらないね。

女同士の対立が、日本の天下分け目の決戦の後側にあったというのは、面白い話だと思いました。ドラマだねえ・・・と、しみじみと感心した。