第１話「FILE1 「悪霊がいっぱい！？」 #1」
原作は、小説もコミックも全部読みました。おかげで物語の落ちが全部わかるよ。それが、いいのか、悪いのかは知らない・・・。
基本的には、ちゃんと原作通りの台詞を使っているし、ほとんど外さすに物語の展開も原作通りですね。オリジナルシーンはほとんどなかったように思います。特にコミック版をベースにして、アニメ化を進めたような印象を受けたから、マンガからこの作品を知ったというファンに対するアピールのような感じがしました。キャラクターの雰囲気が、コミック版に限りなく近かったような気がしたので・・・。
霊能者の面々が集まって、「この旧校舎には霊がいるのか？ いるとしたら、どんな霊だ？」「あなたはどう思う？」といった感じで一人一人に質問していく、ミステリータッチの展開。霊能者を名乗る連中が全員、別々の答を言うから、その中から正しい解答を見つけ出し、怪現象の謎を解くという趣向です。まあ、その、ホラー＆ミステリー風味が、原作の持ち味だと思うんだけど、大体、これで前編は終了しました。次回が、解答編になります・・・という形になるのかな？ と思います。
ＯＰもＥＤも音楽だけで、映像も魂を連想させるような光の集合だけ・・・という感じでしたが、これは基本的にはホラー映画を意識しているのかな？ と思わせられました。特に、浄化していく魂を見せるようなＥＤのもの悲しいメロディは、印象に残りました。これがラストシーンに流れるのか・・・と思うと、なかなか感慨深いものがあります。次回も楽しみです。
