第1話「魔神 が 生まれた 日」
「ガンダムSEED」に「ボトムズ」がちょっと入った感じかな? 良くも悪くも今までのサンライズ作品の総合パロディみたいな匂いがしました。で、富野っぽいと言うよりは、高橋良輔っぽい雰囲気が漂っているのね。
なんにせよ、もろ私の好みで、すごく楽しかったです〜。
OPを見た感じだと、スザクくんが主人公だと思っていたんだけれど、第1話に関する限り、もっぱらルルーシュくんがメインで描かれていましたね。サブタイトルの「魔神」という言葉の響きにしろ、彼の服装が黒であることにしろ、やっぱりこの作品も、ルルーシュは正義の戦いをしているつもりでどんどん悪に染まっていく・・・という方向で描かれるんじゃないかと思います。
そこらへんは、「SEED・D」のシン・アスカと同じじゃないかという感じがしますね。で、それをもう一人の主人公であるスザクくんが、きっと止めようとする話になるんじゃないかなあ〜と思って、わくわくしますよ。
少なくとも、第1話を見る限り、ルルーシュくんの方には、まったく非はないし、あくまで悪いのはブリタニアという帝国だ・・・という感じに見えるけれど、ちょっと視点を引いて見れば、悪いのは一部の軍人達だけだ・・・という感じもしてくる。その辺の描き方が微妙だったところが、ちょっと気に入ってます。
とりあえず、現時点では、ちょっとムキになっている天才少年ルルくんがかわいくて仕方がない。巻き込まれ型で特殊能力を手に入れてしまった形もお約束でよい感じだし、続きも楽しみです♪