星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「NANA」第26話

第26話「26」

タクミのメール、タイミングよすぎだ。あれじゃ、奈々が真っ直ぐそちらに走るのもわかる気がするよ。それとも、タクミには奈々の気持ちがわかったのだろうか? 彼女が会いたがっていることも、寂しがっていることも、みんなお見通しだったのか・・・?

一方で、それを知って、今度はシンを誘うレイラ。シンはそれをわかっていて、別れ際ノブに「ハチさんをよろしく」とまで言ったのかも知れない。わざわざ、念の入ったことで・・・・。

なんだかドミノ倒しみたいだなあ・・・。こちらが倒れるから、次から次へとみんなが横倒しになって行くみたいで・・・。このすれ違いのじれったさがこの作品の魅力なのかも知れないけれど、どうにも見ていて、もどかしいよ〜。

せめて、ノブがもっと大人で、奈々を救ってあげられればいいのに・・・と思うんだけれど、彼は何も知らない純粋なところがいいんだしなあ。

とにかく、奈々が気の毒で、泣けてきて仕方がない。こういう、みんなに置いてきぼりにされたような寂しさや辛さというのは、すごくよくわかる。

冷蔵庫の中のケーキは、見ていてやっぱり辛いものがありました。彼女は、それを作るためにわざわざ高いお金を出して、ローンを組んでまで、レンジを買ったんだって・・・。その気持ちはナナにもやっぱり伝わったろうしね。

うまく行くといいなあ・・・と思いながら、次回に引っ張られる形です。続きも楽しみです。