第２話「覚醒の白き騎士」
順調に面白いです。姿を隠して、声だけでテロリスト達に的確な指示を飛ばしていくルルくん。天才少年が隠れた指揮官という辺り、なんだか「エンダーのゲーム」っぽくて素敵♪
チェス盤をいじくり回すのは、「ＳＥＥＤ・Ｄ」でも議長が繰り返していたが、今度はそれを少年がやるのか〜。しかも、この子って、「俺って、頭いいよなー」という感じにちょっとナル入っていて、うぬぼれが強いところも、美味しい感じ。なかなか魅力的なキャラに仕上がっていると思います。
自分でも世界を変えられるんだ！ と思い上がるところも、シン・アスカと被るんだけれど、シンは馬鹿だったけれど、ルルは頭良さそうで対極にある感じですね。
対抗するもう一人の主人公、スザク君は、そんなルル君に比べると、まだ印象がちょっと薄いかな〜と思います。今後の活躍に期待〜！ ただ、わざわざ人助けのシーンを入れてきたのは、人殺しを平気でやりそうなルルと対比させるためなんだろうね。そんな彼がブリタニアの側にいるのもちょっと面白い構図だと思う。
一方で、キャラが立っていると言えば、白鳥哲の演じるメガネマッドなお兄さん。公式サイトのキャラ紹介で初めて白鳥さんだと知ったけれど（正直、全然気づかなかった）、逝っちゃっている声の感じがとてもいいし、やたら存在にインパクトがあるので、こういうキャラは今後の展開次第で人気が出そうだなあ、と思った。
しかし、ルルって本当に王子様なの？ 催眠術で、内部に入り込むためのでっち上げなんじゃないの？ と、私は思ったんだけれど、違うのかな〜？ 雰囲気的にはこの子って王子様を醸し出しているから、違和感はないんだけれどね・・・。
次回も楽しみです。
