星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「その時歴史が動いた」第266回

第266回「神は我を救い給うか〜キリシタン 細川ガラシャの生涯〜」

「謀反人の娘」として迫害されたというガラシャの立場だけれど、どうにも「謀反人」というのが実感としてぴんと来なくて、彼女の気持ちに入れずにいたのだけれど、要するに現代で言うなら、世間を騒がすほどの事件を起こした凶悪殺人犯の家族だったと思えばいいのかな? それなら感覚としてわかる。

彼女自身に罪はなくても、夫や子供と別れて一人だけ幽閉させられたり、世間から白い目で見られ続けたという話。そりゃ、宗教にも走りたくなるかも知れないなあ・・・と思った。

キリスト教が彼女を救ったという話だったけれど、おかげでキリスト教をちょっと勉強してみようか? と言う気分にはなった。なんにせよ、よく知らない宗教だしなあ・・・。とはいえ、例によって余裕があったら・・・の話。