星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ヤマトナデシコ七変化」第2話

第2話「鉄のカーテンを攻略せよ!」

うーん・・・。第1話は確かに面白いと思ったんだけれど、第2話は全然駄目だな〜。改めて見てみたら、ギャグの部分が思いの外滑っちゃってて、ここまで笑えなかったっけ? と思って、愕然としちゃったよ・・・。

なんにせよ、スナコちゃんの自虐的な性格が、ただのわがままに見えちゃっているのが痛い。「何でそんな風になっちゃったの?」と聞かれても、「好きだった人にブスだと言われたから・・・」としか応えられないんじゃ、答になっていない。私が見ていても「たかがそれだけで〜??」と思っちゃうよ。
それでいて、実際には彼女は、前髪さえ切れば実は美人・・・と言う設定でしょ。それじゃ、読者の気持ちの代弁者にはならないし、設定から見るともっとたちが悪いと思う。

この場合は、前向きに彼女をしかりとばす恭平君の言い分がもっともだと思ったし、彼は一番まともでかっこいいなあ・・・という感じがした。

まあ、彼を光らせるために、彼女の方をあえて落としているのかな〜という感じがしないでもないが、鼻血ぶーはちょっとやりすぎ。ギャグとしても笑えないし、見ていても汚くて、気持ちが悪い。

鼻血ネタをもっぱらギャグとして使ったのは、柴田亜美の「パプワくん」だったと思うけれど、私は昔からそれって笑えないと思っていたし、汚いから嫌だった。この場合は、女の子にそれをやらせているわけで、表現としてはもっと悪趣味な感じがする。

お勧めとか何とか、書かなきゃ良かったなあ・・・と激しく後悔しているわけだけれど、書いちゃったものは仕方がないか・・・。

でもまあ、これで心おきなく、切る決意は固まったかも知れない。もう、多分、見ないだろうから。