星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「英國戀物語 エマ」第2話

第二章「二つの世界」

一番感動したのは、画面の片隅に、街灯に明かりを入れている点灯夫の姿が描かれていたことかな。すげー、星の王子様の世界だ〜。点灯夫って、本当にいたんだ〜! と思って嬉しかったな♪

イギリスの社交界の雰囲気とか、舞踏会の様子とか、丁寧に描かれているのが興味深かった。ウィリアムがエレノアに接する様子とか、こう女性が片手を出して、男性がそこにキスするのが挨拶というのが面白いよ。男に見せるアイテムだから、手袋のデザインが重要になってくるのかな〜と思った。

ウィリアムはどこか世間知らずで子供っぽい人だけど、そういうマナーはやっぱりきちんと心得ているから、礼儀正しくて、なんかすてきだなあ・・・と思った。これが英国紳士のたしなみなんだろうか? いいよ〜。男に一度、そういう風に扱われてみたいよ〜。一種の夢の世界を見た。

なんにせよ、このウィリアム坊ちゃんが実にすてき。子供っぽくてかわいいところと英国紳士の部分が同居している感じがいいなあ、と思った。

「豪勢なものに慣れた人には、素朴な味が返って新鮮に映るのかもしれないわね」みたいなことをおばさまがおっしゃっていましたが、これはウィリアムのことだけじゃなくて、同じ理由で、おばさまもエマのことを気に入っているのかな〜と思いました。

しかし・・・。身分違いの恋物語になると言うことは、ウィリアムにもよほどの覚悟が必要かと思うんだけど、このお坊ちゃんはこの調子で大丈夫なのかしら? と心配にはなるね。エレノアとだって、お似合いに見えたけどなあ。

落ちの付け方はよかったです。日傘が誰の元に渡ったか・・・と言う話。ウィリアムもなにげに孝行者だなあ・・・と、感心しました。

全26話だと思いこんでいたんだけれど、実は全12話しかないとのことなので、たしかにこれなら、第2幕が始まるのにあわせて、ネット配信で追いつけそうな感じ。策略に乗せられているのだろうか? と思いつつ、乗せられてみようかと思います。次回配信も楽しみです。