第1話「野球狂の詩・1 水原勇気登場」
Gyaoでネット配信が始まったので、思わず懐かしくて、見入っちゃいました。一応、全部見た記憶にあるのは、スペシャル版だった「北の狼南の虎」だけなので、水原勇気編を一度、ちゃんと通しで見てみたかったんですよね。
1話46分を週2話ずつ配信で、私のペースで本当に最後まで見ていけるかどうかは謎ですが、やれるだけやってみます・・・。
内容としては、気迫で犬を黙らせる男、岩田鉄五郎の姿にちょっと感動しましたよ。「野球狂の詩」は水原勇気の話だと思っていたんだけど、第1話を見る限り、ほとんどこのおっちゃんが主役でしたね。
それでまあ、哀愁の漂っているこのおじさんが、いい味を出しているんだわ。
52才の現役ピッチャー。でももう、打たれまくってぼろぼろ状態。見ていて、つらいものを感じます。
たぶんねえ、この人はまだまだやりたいんだろうなあって。まだやれる。まだやりたいと思っているのに、体がついて行かなくなっているんだろう。その限界を自分で感じてしまった・・・っていう悲しみがなんかすごくよく伝わりました。
だからこそ、なんとしてでも後継者が欲しい、後継者を育てたい。その役に選ばれたのが、水原勇気。岩田鉄五郎が、彼女を育てていく話になるのかなあ・・・と思って、今後の展開にも興味がわきます。
しかしまあ、一歩引いた目で見れば、確かに怪しいストーカーおじさんに見えてしまうのが、難なんですが・・・。いったい、いつ、鉄五郎は勇気の投球を見たのか、その辺が謎になっているし・・・。それとも、それも伏線なのかな?
あと、鉄五郎に惚れ込んでいるという帯刀が、勇気に勝負を挑むところがよかったです。次回も楽しみです。