第十一章「過去」
エマさんは、ただのメイドだと思っていたけど、本当に最下層の出身なんだね。人さらいにさらわれる様子は、結構、リアルで怖かったです。こういう描写は、さすがに名作劇場でもなかったかもしれない。本当は、現実にいくらでも起こったことだったろうに・・・。
人買いに売買される子供を見て、「ロミオの青い空」を思い出したけど、なんかあのおじさんもちょっと似てたかな? 気のせいかな?
子供の受難が語られると、なんだか「名作劇場」っぽい雰囲気が漂います。
しかし、売春宿の設定を見て、「グランローヴァ物語」のイメージCDに入っていた曲を思い出した。「エリュシオン〜地上の楽園」。