映画2.細田守監督「時をかける少女」(日本・06)
原作は未読。80年代の映画版も未見です。内容は全く知りませんでした。
なんていうか、完璧な映画。すばらしかった。こんなに見事にまとまったアニメ映画というのも、久しぶりに見たような気がする。さすがに口コミで噂が広がっただけのことはあるなあ、と感心しました。よかったです。
どこがいいと説明するのも難しいんだけど、最初から最後まで、どうなるんだろう? という緊張感が持続して、全く解けず、きっちり最後まで見入ってしまった感じ。それでいて、ラストが気持ちよくまとまって、いいものを見た〜という爽快感が残った形。
ヒロインの女の子がいいんだろうなあ。あの性格。あのキャラクター。なかなか魅力的だった。いまいち下手そうに聞こえるしゃべりもよかったし。
声優さんの演技としては、千昭くんの方も気に入っている。彼はデザイン的にも声の感じも、本当に現代風の男の子だなあ・・・という印象が残った。我々の時代とはやっぱ違うかな〜と思って。
とにかく、これはいい映画でした。きっぱり言って、オススメです。まだ見ていない人は、ぜひ、どうぞ。
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/