星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「英國戀物語 エマ 第二幕」第8話

第八章「居場所」

結論として、言いたいことはわかるとしても、なんだかいろいろと無理がある展開だなあ・・・と言う気がする。

そもそもハンスは、汽車でエマさんを追いかけてきたのなら、なんでエマさんの降りる駅がわかったんだろう? 同じ列車に乗っていたなら、その時点で捕まえろよ・・・と言う気もするし。そこは、つっこんじゃいけない点なのか。

あと、私はモニカお姉様が大嫌いだ。妹のためと口では言いながら、自分の納得いくように、無理矢理連れ出そうとする余計なお世話ぶり。失恋しかかっている妹の恋にわざわざとどめを刺そうとするなんて、やっちゃいけないことのような気がする。そんな女の手先になって、手伝うハキムも見損なった。小さな親切、余計なお世話。

本当にウィリアムに会って、自分の気持ちに納得したいという想いがあるなら、エレノアさんが自分で決意して、自分の足で行くべきだろう。他人にとやかく言われて、連れて行ってもらうようなことじゃないよ。私は、そういうのが嫌いなんだ。

人と人の関わりがどうこうと、いろいろ日記には書いてみたが、結論としてはそういうことだね。本人がやるべきことなんだから、本人に自主的にやらせろ!! 他人が余計な手出しをするな! そんなものは、縁でもなんでもないよ。そんな縁なら、こちらから切ってやりたい。

エマさんが戻ってきて、ターシャに受け入れてもらったシーンには感動したが、その先の奥様にとがめられるシーンには、腹が立った。もとはと言えば、あんたが余計なことをしたせいだろうが!!

エマさんは、最初からロンドンには行きたくないんだって、あれほど言っていたのに、お前が連れ出して、変な格好をさせて、遊んだんだろうが!!

と思ったら、貴族様になんか、同情の余地はない。

見れば見るほど、なんだか嫌な気分になるが、ウィリアムが少しは反省していたのが、ちょっとした慰めでした。ちゃんと仕事をするようになったのは、前向きな姿勢としてほめてもいいのだろうか??