第11話「ミンメイビデオ」
「マクロス7」の世界観に、旧マクロスの世界を取り込むと、なんだかそぐわないなあ・・・と言う印象を受けたのだけれど、「私の彼はパイロット」のメロディが流れたら、さすがに懐かしく思えた。ファーストマクロスって、そんなに好きでもなかったはずなんだけど、やっぱ、時がたつと、ノスタルジーの方が来るものがあるなあ。
バサラにちょっと違和感があったが、そうか、丸眼鏡をかけていないんだ。なんだか別人のようだよ。統合軍の制服は、コスプレにしか見えませんでしたが・・・。バサラに一条輝役は、いくら何でも無理があるだろうという気もしたんだけどね。
長谷有洋氏の声は懐かしかった。もう亡くなった人だと思うと、ちょっと胸が痛いものがあります。謹んで、ご冥福をお祈りします。そういう意味では、井上遥さんもなんだけどね・・・。
ミレーヌの最後のセリフ。「リン・ミンメイの伝説はおとぎ話に過ぎないのよ」という言葉がしんみりとさせて、そのまま終わってしまう演出が好きだな。バサラのやりたいことを知った上で、「それでも歌うの?」と、問いかけたように見える。答えは返らないんだけれど・・・。