第295回「天才信長をつくった男〜今川義元 真説・桶狭間の戦い〜」
桶狭間の戦いについては、この間の大河ドラマ「巧妙が辻」で冒頭に出てきたけど、敵である今川義元がどうにもマヌケに描かれていて、ちょっと気になってはいた。
貴族かぶれの男・・・というのは、ちゃんと定説があったのか。あと、やられるときに輿に乗っていたというのも、ここで説明を聞く限り、史実っぽい感じだなあ。
今川義元は、言われているほどひどい男ではなかった・・・というのが、番組の主旨だったんだけど、もともと歴史に疎いから、そんなにひどい男だと言われていたのか〜と言う部分が、逆に新鮮だったかもしれない。
若くして家督を継いだ信長には、信頼できる家臣がまだいなかったので、自分と同世代の人間と仲良くして、どんどん味方につけていった・・・というのは、面白いなあ。そういうのも、計算のうちですか。鉄は熱いうちに撃て・・・とばかりに、若いうちから鍛え上げて、少数精鋭の部隊を作ったという話。面白かったです。