星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士Zガンダム」第46話

第46話「シロッコ立つ」

サラがシロッコをかばって、死亡。とは言え、なんだか皆殺しの富野の犠牲になったようで、浮かばれない最期だなあ・・・という印象が残った。最終回が近いから、無理矢理殺したように見えて、なんだかなあ、と思う。

あと、思いの外、カツとサラの交流って、少なかったんだなあ・・・と思って、カツが気の毒になった。二人が直接会って、普通に仲良く(ってほどでもないけど)話をしていたのって、サラがアーガマに潜入して、カツをだまして出て行ったあのときだけじゃん。それでもサラが好きだというカツの純情は健気で、泣かされるところだけれど、その結果がカツによるサラの撃ち殺しじゃ、あんまりと言えば、あんまりじゃないか・・・。ひどい話だ・・・。

ティターンズの拠点にアクシズをぶつけられたんだから、のんびり話し合いもなさそうなものなのに、シロッコとジャミトフがグワダンに向かう。ジャミトフは、シロッコが行くと言ったから、自分も行くことにした・・・らしいけど、この間、青酸カリで殺されそうになった相手に対してなんだか甘すぎないか??

なんだかいきなりサラが、艦内でMSに発砲させたかと思えば、そのどさくさで、みんないなくなっているし、都合よく、シロッコがジャミトフと二人きりになっている超展開には、さすがにびっくりした。
「ここには、もう誰もいないようですよ」(byシロッコ
って、いつの間にみんな、どこに消えたの?? その場には、確かハマーンとクワトロ大尉がいたはずなのにさ。

ハマーンが逃げたのはわかるとしても、クワトロ大尉がきれいにいなくなっていて、「どこに行っていたんですか? 大尉!」と、問い詰めてみたい。
戦闘の時だけ、いつの間にか百式で戻ってるし・・・。

立て続けにドラマな人殺し展開があるから、それで驚かされた勢いでごまかされてはいるけれど、それでいいのか? と思う。最終回が近いと、みんな無茶するなあ・・・という印象が残りましたが、どさくさに紛れて、殺されちゃったサラと、彼女を殺しちゃったカツだけが気の毒です・・・。