第26話「惑星ラクスの死闘」
「せっかく、そこに本物の大自然があるんだから、行かないなんてもったいない」とばかりに、未知の惑星に飛び出していってしまうバサラと、そこについて行っちゃうミレーヌを見ていたら、「いいのか!?」「そんな勝手なことをして、いいのか!?」と、つっこみたくなって、そっちの方ばかり気になった。
もちろん、物語の方でも、キャラクターがそれを責めるシーンは、ちゃんと用意されていましたが・・・。
ちゃんとした調査もされていない惑星に、勝手に飛び出していったのだから、無惨な死体を見て、ショックを受けているミレーヌには、どうも同情しにくかった。自分で勝手についてきたんだしなあ。
マクロス5が全滅した理由については、まだ謎が残るところだけれど、いきなりゲペルニッチが降りてきて戦いになったり、金龍隊長が上半身裸のまま、バルキリーに乗り込んでつっこんでいったりしたシーンになると、何をやっているのか、さすがについて行けなくなった。
特に、「Z」の小説を読んでいて、カミーユがノーマルスーツを着ていない、コックピットの外は宇宙なんだ・・・などと悩んでいる状態を見た矢先だったもので・・・。
思い切り、破天荒な世界観なんだなあ、と改めて、頭を抱えた気分。
ただ、ゲペルニッチの目が宇宙空間に変わったり、さらにその先に未知の惑星が見えたりする演出は面白かった。そういうところだけ、なんかSFっぽい感じ。
この先どうなるのか、マクロス5の謎も含めて、これも確かに続きが気になります。次回を待ちます。