第4話「河を渡って木立を抜けて」
順調に面白いです。いよいよ物語も後半に入ったので、前半でのんびり描かれていた、子供のごっこ遊びの延長のような平和な世界が壊れ始めた感じです。
潜入活動をやっていたジオン軍も作戦を開始したし、バーニィたちの部隊も動き出した。とは言え、あの軍人たちがみんな「使い捨て」扱いの兵士だったというあたりに、なんか哀愁が漂っていて、いいなあ、と思いました。
なんにせよ、秋元師匠の声がかっこいいのです。声優さんでは、あと、島田敏さんや榊原良子さんなどもいるので、「Z」班の声優さんだなあ、という感じもしますが、単に当時の人気声優をそのまま使っただけなのかもしれません。作品の発表時期も「Z」「ZZ」の直後ぐらいですから。
戦闘シーンで印象に残ったのは、住宅地が被弾したとたん、その周辺区域がさっと停電になったことです。あれは、なかなかリアルだなあ、と思いました。