星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録」

「FLAG」全13話のOVAを1時間40分にまとめた編集版です。OVA版の方は、未見。

非常に写実的でリアルな描写でつづられた戦場カメラマンの物語。あまりにリアルなので、正直、マジで「今の国連軍では、ロボット兵器がもう実用化されているのか??」と思いました。いや、まさかとは思うけど、ちらっと本気にしたかも・・・。

ヘリコプターにぴとっとくっつけてロボットを運ぶところなんかは、いかにも高橋良輔というか、「ガサラキ」か「ダグラム」か? と、その辺を思い出したかも?

あと、戦争のシーンだけれど、国連軍が使っている兵器とか、照準を合わせるだけで、ぴたっとミサイルが目標に当たるから、なんだかそういう高水準のところに感心してました。今時の兵器は、性能がいいんだな〜とかなんとか。こういうのは、ミリタリーマニアの人が見ると、いろいろつっこみどころがあるのかもしれないんだけどね。私はよくわからないし、なんだかすごいなあ、という部分で感心していた。

ただ、肝心の物語の方は、実は少々退屈で、悪いけど、途中で少し寝た。疲れていたのもあるけど、途中で完全に目を開けていられなくなった。そのせいで、なんで旗を取り戻さなきゃ行けないんだっけ?? という部分が、実はよくわかっていなかったりします。少女の平和の祈りがどうのと言う話も、よくわからないまま、終わっちゃいました。

国連軍の特殊部隊の人と主人公の女性が過ごした時間。その体験からつづられる平和へのメッセージ。という感じだったんだろうけど。

なんにせよ、こういう特殊部隊の編成ってのは、高橋良輔氏の好みなのかな〜と思いました。峡谷での作戦は、どこか「ペールゼン・ファイルズ」と状況が似てて、既視感があったし、そういう設定が好きなんでしょうね。

http://www.flag20xx.net/