第4話「名君怒る」
「刃を向けられたからと言って、刃で返していては、そこには憎しみしか生まれない」
「自分の主君を信じよ」
この辺りのメッセージが胸に響きました。使い古された言葉ではあるんだけれど、なかなかそれをかみしめる事って、出来ないと思うんですよね。頭ではわかっていても、なかなか・・・。
相手を許すこと。信じること。そういう言葉を、物語の中で繰り返したことが好印象でした。
私的には、侍女の菊本が、「姫様の着物が一番でした。勝ちました」と喜んでいるところに「菊本、争いは憎しみを呼ぶだけですよ」と、殿様の言葉を使ってやんわりと諭したのが面白かったです。そういうコメディの部分も楽しかった。よかったです。