星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「とび☆うぉーず」

映画18.ステファン・フェルマーク、ミカエル・ヘグナー監督「とび☆うぉーず」(デンマーク、ドイツ、アイルランド・01)

これもBSの春休みアニメ特集から録画した分ですね。デンマークのアニメとは珍しいから、試しに録画してみたけど、これは本当に純粋に子供向けのアニメだったと思います。なんだか、昔のディズニー映画みたいだと思いました。

オーバーな表現をするキャラクターの動き方とか、やたらミュージカル展開があるところとか、まんまディズニー映画だったので。日本のアニメになれている身には、見ていて、ちょっと辛かったのも事実かもしれない。

お話自体は、まあまあかな。クラゲの子が最後に見せた頑張りの部分がよかったです。ずっと役立たず状態だったのに、最後にだけ見せ場を作りましたね。

ラストシーンに仕掛けがしてあったところが気に入ってます。いやあ、私も実はあれはもう間に合わなかったかと思った。「え? 本当に??」と思って、瞬間的とは言えマジで心配しちゃったんだから、作品の意図としては成功でしょう。その分、最後で笑わせた落ちの付け方とか、結構好きだな。

あと、魚たちがきれいに並んでいる光景とか、歯車が動いているところとか、そう言う映像のセンスは好きです。

大人に勧めようとは思わないけど、小さな子供のいる家庭には勧めてもいいかな、と思いました。とにかく、そう言う作品です。

http://www3.nhk.or.jp/anime/08spring/program/tobi.html