第16話「海の向こうへ」
一応、間違って船に乗り込んじゃった経緯だけは、何となく納得した。なるほど、母親の姿を追って・・・というのは、ちょっと説得力があったなあ。
とは言え、やっぱりミーナが何を考えているのかは、ちょっとよくわからなかった。彼女の心の中には、「お兄ちゃん」はいないんでしょうか? 少しぐらい「お兄ちゃんのところに戻らなきゃ」と言って欲しかったと思います。でなきゃ、置いてきぼりにされたポルフィがあまりにもかわいそう。
あと、いくらパープーになっているとは言え、突然、芝居の真似事を始めるのは恥ずかしいから、やめて欲しいな、と思いました。普通、やらないでしょ。歌を歌う程度にとどめて欲しかったような気がします。
彼女を引き取ってくれた人たちに他意はなさそうなので、少しだけ安心しました。まあ、変なところに連れて行かれると言うことはなさそうですね。しかし、地震の被害者だってわかったのなら、少しぐらい肉親がいるのかどうかちゃんと確認して欲しいし、問い合わせぐらいしてもいいんじゃないかと思いました。見知らぬ子供をそのまま連れ去っていいものなのか? この辺は、野暮すぎるつっこみかな?
さて、今後のポルフィがどうするのか、次回からの展開も楽しみです。