星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ニルスのふしぎな旅」第14話

第14話「月夜に浮かぶ幻の街」

こういう話は結構好き。月の光に照らされて、一夜だけ海の中から浮上する不思議な町。背後から光が差し込んで、ニルスの影が前方にさーっと伸びていくところとか、なにげに不思議でかっこよかった。

たった一枚の銅貨さえあれば、町の人々を救えたのに・・・。「俺がもっとお金を大切にすればよかったんだ」という落ちだけど、ニルスの立場じゃ仕方がなかったとも思える。でも、児童文学らしい、教訓的な物語だと思いました。

結局間に合わず、鐘の音とともに、町が消えていく描写が切なかったです。ニルスのショックにちょっと同情した。