星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ef - a tale of memories」第5話

第5話「outline」

千尋と宮村みやこは、キャラクターとしてあんまり好きになれないが、素直にいいと思えるのは、景の心理だな。彼女の気持ちが一番わかりやすいので・・・。

3人でいつも一緒に遊んでいた幼なじみだけれど、自分よりももう一人の彼女とばかりお兄ちゃんが遊ぶのが辛かったから、少しだけ抜け駆けしてみた・・・そういう気持ちなら理解できる。3人と言うバランスの難しさだけれど、その結果、もう一人の彼女が事故にあって、「私のせいだ」って泣くことになる。そんな景が一番辛かったんじゃないかという気がして・・・。

そのくせ、彼女の思い人である「お兄ちゃん」の方は、全然、景のことを振り向いてくれないじゃん。この悲しい片思いの構図が、わりと感情移入しやすいです。

千尋の設定は、あまりに現実離れしているので、どうにも上手く入れないし、彼女の性格もよくわからない。なんだかこの子は気味が悪いと思えるんだけれど、そんな彼女を気に入っている蓮治くんの性格は割と好きだな。苦しい想いをすることを覚悟の上で、彼女とつきあうことにしたのなら、それは立派だと思えるしね。

さて、これからどうなるのか、続きも楽しみです・・・。