第１８話「第二次東京決戦」
なんだかもう、私はスザクが不憫ですよ。ルルーシュが「生きろ！」とギアスをかけたときには、まあ、死にたがっているスザクのためにはその方がいいのかな〜と思ったこともあったんだけれど、死にたいと思ったときに自由に死ぬ意志もないというのは、なんだか気の毒。しかも、それ故に本来、彼がやりたいと思っていなかったことまでやらざるを得ない羽目になってしまって・・・。
ユフィの虐殺のシーンがなんか浮かんだんだけれど、本来、その人がしたいと思っていなかったことを、無理矢理させるギアス能力って、すごく残酷な力だなあ、と思います。
スザクがあんな兵器を使うことを望んだはずがなかったのに、結果、ナナリーまで死んでしまって・・・。（本当に死んだかどうかは、まだわかりませんが・・・）。それじゃ、ますます、彼氏、自分が許せないだろうし、ルルーシュのことなんかもっと許せないだろうなあ・・・。
それにしても、「フレイヤを使って！ 使うのよ！」とばかりに叫んでいるニーナはさすがに怖い。もともと狂気に満ちあふれていた子だったけれど、こういう描写ばかり続くと、なんだか気味が悪いね。
それでなくても、今回はどんどん人が死んでいくし、なんだか後味の悪い回でした。ギアスってそういう作品だ・・・と言えば、そうなんだけど・・・。
言いように利用されて死んでしまったギルフォード卿が気の毒でした。この人もギアスの犠牲者と言うことで・・・。
