第16話「デルフリ村」
第17話「二人のお客さま」
楽園の崩壊。という感じですか。ハイジが8歳になったので、学校へいかせなきゃならないんだけれど、おじいさんが村人との交流を嫌って、断固拒否。ますます村人からの反発を買う。
そういう中で、ハイジの叔母であるデーテが町から戻ってきて、ハイジをフランクフルトへ連れて行くという。
これは、大人視点で見ると明らかにデーテ側が有利。おじいさんのやっていることは、どうしたって無茶に見えるからな。村人と交わらずに、山に引きこもって一人で暮らしたいという姿勢は、ある種の理想郷を呈していたんだけれど、人間、それじゃやっていけませんよという話。