星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「魍魎の匣」第2話

第2話「狸惑わしの事」

順調に面白い。そう言えばこんな話だったなあ、と何となく思い出した。確認したわけでもないけど、大体、原作通りの順番に物語を進めているんじゃないかしら。駅で木場さんが頼子の面倒を見ていて、加菜子の運ばれた病院に付き添っていき、そこに関係者が集まってきて、病院を変えるという。

一方で、湖でバラバラ殺人死体が発見されたとかで、取材に行っていた関口さんたちが、道を間違えて山の中に入っていって、箱型の妙な建物を発見する。そこで木場さんに偶然、遭遇。

記憶している限り、原作も大体、そんな順序で物語が進んでいったと思います。その先、どうなったのかまでは覚えていないんだけど。

画面を見ていて、興味深かったのは、昭和20年代の道路と車の様子ですね。会話から相模湖がどうのという言葉が出てきたんだけれど、相模湖ならついこの間、自分でも車で行ったばかりだし、相模湖から横浜に戻る途中の山の中って解釈でいいのかしら。と思って、その風景に見入っていた。そういうのもちょっとしたタイムトラベル気分ですね。

なんにせよ、背景や小物を含めて、描写が丁寧なのに好感を持てます。本当に丁寧に作っている感じ。次回も楽しみです。