星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

デイブ・フィローニ監督「SW/クローン・ウォーズ」

映画1.デイブ・フィローニ監督「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」 (アメリカ・08)

私は「スターウォーズ」シリーズにそれほど思い入れがないし、映画も一部しか見ていないので、どうにも設定の部分が難しくてよくわからないのが難点だったが、それでもアクションが怒濤のように続いていく展開は、見ていて飽きなかったし、何よりオビワンがかっこよくて、それで結構、楽しめたかな・・・という感じですね。

オビワンの声を森川さんが演じているというのが、ポイント高いんだな〜。なんでこんなにかっこいいの? と思っちゃうよ〜。アナキンの方は、顔からして悪人顔なので、そんなに惹かれるものがないんだけれどね。

壮大なスペースオペラで、いろいろ設定がありそうだし、大河ドラマ的雰囲気もあるから、もっと詳しい物語を知りたいと思うんだけれど、どうにもいろいろ説明抜きで話を進めちゃうので、わかりづらいのが難点ですね。こういうのは、むしろ、小説か漫画で読みたいなあ、と思いました。

物語としては「銀英伝」とか「星界の紋章」的な雰囲気があるし、あとデザインだけで言うなら、「銀河鉄道999」も入っているかな〜と思いました。酒場の雰囲気はもとより、松本デザイン風の丸い計器みたいなのが、あちこちに描かれているから何となくね。

元を正せば、「レンズマン」とかそっちなんだろうなあ、と言う気はするんだけれど、せっかく由緒正しいスペオペの生き残りなんだから、頑張って欲しいものです。

入りにくいのは確かだけれど、物語自体は面白かったので、おすすめの映画です。と、書いてもいいかな? そんな感じ。