第22話「かあさんのいる街」
この辺からだんだん物語が辛くなってくるなあ。と思った。やっと会えると思ったのにいない。やっと会えると思ったのにいない。を繰り返していくんだと思うと、確かにこれはきつい。
ブエノスアイレスに着いたから、まずは両替だけれど、早速スリに遭うマルコ。この辺の描写は、どうしても「ポルフィ」と比べたくなってしまう。認識の甘さは、同じくらいだとしても、マルコのお金ってもう戻ってこないのかな〜。気づかずに、そのまま行っちゃうんだもんなあ。
ただ、母さんがいない・・・とショックを受けているマルコに対し、周りの人々はちゃんと親切。相手が子供だから・・・というのもあるんだろうけど、倒れたマルコをきちんと介抱して、食事を分けてくれるシーンはなかなか気持ちよかった。この辺の感覚も「ポルフィ」とはえらい違うなあ・・・と思った。マルコのつらさはきちんと伝わるので、助けてもらったことに対する違和感はあまりないんだな。比較しちゃまずいのはわかっているんだけれど・・・。