第１話「光る君」
・・・微妙。ものすごく微妙・・・。冒頭部を見てげんなりしたし、このまま切ってしまおうかとも思ったんだけれど、最後まで見て、まあ、こんなものか・・・と思った。かなり迷ったけれど、この調子で、１クール分、１１話か１２話の光の君の恋物語をやるんだったら、それはそれで面白そうかな・・・と言う気がしないでもない。そういうわけで、しばらく様子見。今は、視聴する作品も少ないので、余裕もあるしね。
映像のセンスと脚本はいいと思うんだけれど、決定的にまずいと思うのはキャラデザ。日本人形を意識したのか能面みたいなキャラデザが気持ち悪くて、感情移入できない。せめて、光の君の子供時代ぐらい、もう少し可愛く描いてくれれば・・・と思うんだけどね。それも含めて、わざとなんだろうか？
あと、声優だけれど、桜井孝宏、致命的なまでにあってない。聞いていてものすごくバランスが悪い。頭中将の杉田智和の方が、よほど上手く雰囲気が出ていたと思う。このぼそぼそしゃべりだと、桜井さんには荷が重いのか。もっとどっしりとした声の人でないと、上手く聞こえないんだと思う。
比べるのも悪いんだけれど、昔のベテラン声優、たとえば宗方コーチの人だったりすれば、ぼそっとしゃべるだけでも存在感があって、はっきりと聞こえたんだと思う。そういうのが今の若い声優さんにはないんだなあ、と思いました。まあ、物語はこれからなので、次回以降を見ないと、まだわからないんだけどね。
物語と映像のセンスはいいと思ったし、久しぶりに源氏物語を復習してみたい気もするので、一応、次週からも見ていこうと思います。続きを待ちます。
