第47話「あの山の麓にかあさんが」
牛車の隊商の人たちは、頭領からして、みんなツンデレ親父たちだったらしい。特に加藤精三氏のツンデレぶりは、よかったな〜。怖そうな声でしゃべる割に、実はなにげに親切で優しいという・・・。(^^);
「なんだ、気の利かない。毛布ぐらい掛けてやれ」とか、「おい、これを持って行け」とばかりにいろいろ気を遣ってくれてさ。3話使って、彼らと一緒に旅を続けましたが、なかなか気持ちのいい人々でありました。特に、牛を引いて、川を渡るシーンの迫力とか、塩の海を渡るところとか、紀行ものっぽくて、よかったです。
いよいよ分かれ道でお別れですけど、ここでようやくOPに出ているマルコのロバが登場してきた。この頭領が譲ってくれたんですね。いよいよ、はるかな北をめざせ〜の雰囲気が出てきたけど、そろそろラストも近いと言うことかな。
今度こそ、一人で進むロバの旅になったけれど、まずは一泊。扉を叩いても出てきてくれなかったから、納屋で寝たけど、起きてみたら家の人は思いの外、親切で・・・。
どうなることかと思わせておいて、次にほっとするシーンを持ってくる、そのバランスもいいなあ。と思いました。今度こそ、お母さんのいる場所に近づいてきたみたいだし、続きも楽しみです。次回を待ちます・・・。