第11話「ペンデルトンの森で」
ポリアンナ、ポリアンナ、膝枕はいくらなんでもサービスしすぎ。ペンデルトンさんが、いけない愛に目覚めてしまいます〜と、つっこみを入れたくなった。少なくとも、8歳の女の子の膝枕で寝ることが出来たんだから、おじさんも男冥利に尽きるという感じか・・・。
しかし、一方でポリアンナは、お父さんそっくりの声(←笑)のチルトン先生が気になるようで、それを知ったら、ペンデルトンさんも内心、穏やかじゃないだろうなあ、と思いました。どうしたって、そういう関係に見えるんだよなあ・・・。(汗)
まあ、まじめな話、ここでも子供による癒しのテーマが語られているのかな〜と思いました。犬と手伝いのばあさんだけを相手に森に引きこもって暮らしていた変わり者のペンデルトンさんや、嫌みばかり言ってみんなに嫌われていたはずのスノー夫人の心を、ポリアンナが解きほぐしていくという話でしょ。
あんなに素直で無邪気な子供に対しては、大人としてあんまりむげな態度は出来ないし、なついてくる子供を見て心もほぐれていくという話か。大体、そんな感じに見えました。これから先、どう展開していくのか、わからないけれど、今の視点で見ると、どうしてもそういう物語に見えるんだよね。子供の時にこれを読んでいたら、どういう感想を持ったのか、わかりませんが・・・。次回を待ちます。