星の原休憩所

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「宇宙戦士バルディオス」第23話

第23話「マリン・日本を救え!」

前回、前々回あたりの展開が、結構、悲惨だったので、それに比べると、今回のは割と普通にいい話。

アルデバロンの標的が、日本工業地帯で、「日本の工業地帯をやられては、世界連盟にもダメージが!」などという話をしているのは、何となく笑えます〜。

とはいえ、世界連盟の命令は、ブルーフィクサーには世界連盟の本部を守って欲しいので、そっちで待機していろとのこと。日本に行くことは出来ない。しかし、日本には月影長官の妻子がいる。「長官は家族が心配じゃないのか!?」とばかりに詰め寄ったマリンが、飛び出していって、日本の月影長官の家族に会う話ですね。

マリンが勝手に飛び出していったので、月影長官は怒っていたけど、「許可を出したのは私です」とクインシュタイン博士が、いつものように割り込んでくるのは、パターンとして面白い。「博士! 勝手なことをされては困ります」といくら怒鳴っても、気にしないという。「責任は私が取りますわ」とかなんとか。なんかクインシュタイン博士って、なにげにいつも長官を無視して、いろいろ主導権を握っているよなあ。

しかし、世界連盟のモーガン代表も、実はブルーフィクサーのこと、月影のことをなにげに気にしてくれているのがわかった点、収穫だったと思います。「世界連盟の中には、ブルーフィクサーを邪魔に思っているものも多い。自重してくれたまえよ」みたいなことを言われたけど、要するに、今回の件も、世界連盟の月影いじめだったのかも知れない。深読みすれば、そこまで見えるけど・・・。

まあ、いつもがかなりひどい話が多いバルディオスなので、今回は割と、ほのぼのと終わって、めでたしめでたしで、よかったです。次回を待ちます。