第22話「決戦前夜」
前回、試合中に怪我をした小森くんだけれど、当分、キャッチャーは出来ないという医師の判断。それで代わりに、急遽、清水さんが立候補してキャッチャーをすることになりましたという話。
なんにせよ、清水さんの積極性がいい感じ。ほかの子がやる気なさ過ぎるんですけど、こういう形で女の子が引っ張って、男の子達が「女の子がやっているんだから」とばかりに後に続くのは、現代的なのかも知れない。
横浜リトルとの試合の前に、涼子と寿也と三人で会うことになった吾郎くん。知らず、涼子は、ギブソンの起こした事故の話をするが、「そんなのよけられない方が悪いのにね」という、こういう無関係の人間の無責任な言いぐさは、結構ありがちなような気もする。謝る涼子と吾郎のシーンに、順々に町の明かりがともっていく演出がいいなあ、と思いました。