星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ゴーストハント」第11巻 いなだ詩穂 小野不由美

コミック36.「ゴーストハント」第11巻 作画:いなだ詩穂 原作:小野不由美 講談社KCなかよし

1年半ぶりの新刊。内容は面白いが、待たせすぎです・・・。

木造校舎に閉じこめられた彼らが、一人ずつ姿を消していき、いつの間にか、子供と入れ替わってしまうネタは、なかなか怖かった。なんとなく変だな・・・と思っても、いなくなった仲間のことを忘れちゃって、いつの間にか、その子供とずっといっしょにいたような気分になる。そうやって、一人ずつ消えてって、最終的に一人になる・・・。

・・・久々にマジで怖いネタに逢いました。これもアニメでやって欲しかったなあ、と思います。一応、原作は読んでいるんですけど、さすがに20年前だから、ほとんど忘れていた。カップの模様の話になんとなく覚えがあったかな〜というぐらい。

そんな子供達を麻衣が浄化していくシーンは、なかなか感動的。もうこれで終わってもいいんじゃないかと言うぐらい。

たぶん、次回でこそ、ナルの正体が明らかになるんだろうから、これ以上待たせないで欲しいものです。でないと、みんな、見限っちゃうんじゃないの? と言うか、待ちきれない人は、もうとっくに見限っているよねえ。もったいない・・・。