第9話「なでこスネイク 其ノ壹」
竹林を延々描いた背景美術がいいなあ、と思いました。こういう描写は、センスがあって、好きです。あと、からみつくように曲がっている木の幹の描写とか。
Bパートの本屋は、あんまり本屋という感じに見えなかった。どちらかというと、図書館みたいだと思ったんだけれど、どうかな? 手に取っている本が、文庫とかじゃなく、単行本だったせいかもしれないけどね。しかし、淡々と語る感じを見ていると、つくづく、この物語の中で、一番怖い印象を受けるのは、羽川だなあ。と思う。
物語は始まったばかりだから、まだ何とも言えない。しかし、男が男友達の家に入ったら、まずエロ本を探すイベントが発生するというのは、本当なのだろうか? そういう突拍子もないことを、さらっと言わせるのが、独特の台詞回しとして面白いなあ、と思いました。
順調に面白い。続きも楽しみです。