星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ペリーヌ物語」第17話

第17話「パリの宿」

マルセルの再登場を見て、最初、あれ? と思ったのは、ペリーヌ達はわざわざ厳しいスイスの山越えをして、旅を急いだわけだから、マルセル達よりもずっと先に進んでいたんじゃなかったっけ? と言う事実。

しかし、そう言えば、前回分の放送で、お母さんの療養のために1週間は宿屋に釘付けになったと言っていたし、それで追いつかれたと思えばいいのか・・・と、放送を見ながら、納得していた。それこそ、あんなに厳しかった山越えが、まるきり無意味になっちゃったようで、なんだかショックだった。お母さんに無理させた分だけ、無意味どころかマイナスだよね。

原作は読んだことがないんだけれど、パリに到着するところから始まると言うし、あるいは、ここから原作通りなんだろうか? と、ちらっと思った。パリのことをやたら危ない町だと悪く言い過ぎじゃないかと思ったんだけれど、原作にそう書かれているのなら、納得するんだけどな。しかし、ペリーヌ物語の原作は、私も昔から探しているんだけれど、本屋や図書館で見たことがないんだわ。権利を持っている出版社には、何とかして欲しいところです。

飴屋の小父さんは、怪しすぎる登場の仕方をしましたが、飴代を後で請求されたらどうしようと、ちょっと不安になりました。彼を含め、シモンじいさんのところのキャラクターが、ペリーヌ達の旅にどう絡むのか、これからの展開を待ちます。次回も楽しみです。