第32話「名前の秘密」
この時代の馬車の普及率って、どのくらいなのかな〜? 御者の出来る人間が数少なくて、ペリーヌが名乗り出るしかなかったというのが、ちょっと不思議な感じがしたんだけれど・・・。車の運転が出来る女の子が珍しい・・・ぐらいの感覚だったんだろうか?
助けた相手が英語の通訳の人で、英語の出来る人も少ないんだよ・・・と言う話をし始めたから、その流れで、ペリーヌが通訳としてお屋敷に呼ばれることになるのだろうか? と、ちらっと思った。通訳だったか、単に手紙を読む係だったか、忘れたけど、その辺が伏線になってくるんでしょうね。
確かに、旅においてのペリーヌの知識は、半端じゃなかったようで、これもお母さんの教育のたまものでしょうねえ。いろんなものを手作りして、感心されてますけど、生活の知恵ですね。
ところで、いよいよファブリさんに、オーレリィというのが偽名だとばれてしまいました。意外と早く、その事実って人に知られていたんだなあ、ってちょっとびっくりした。誰も知らない、知られちゃ行けない秘密だと思っていたんだけれど・・・。
そういう秘密があると、物語を進める上で、緊張感が出るんだなあ、と言うのはわかりやすい話。主人公と、視聴者しか知らないから、ばれたらどうなるんだろう? とドキドキするわけで・・・。この場合、あっさりとファブリさんが身を引いちゃったので、まだまだ甘いなあ、という感じもするんですけどね。彼氏、あえて、黙って様子をうかがうという方針を取りましたか・・・。
町中で、パリカールをつれたルクリおばさんと再会したペリーヌだけれど、捜すのに「パリカール! パリカール!」とロバの名前ばかり呼んだのが、なんか印象に残りました。いや、パリカールが可愛いのはわかるんだけれどね・・・。なんか、ルクリおばさんに申し訳ない気分になった。
順調に面白い。続きも楽しみです。