第30話「若葉」
小学生時代の回想メインの総集編。
しかし、最初から思っていたことだが、こうして見直しても、若葉ってのは嫌な女だなあ、と感じる。なんでもかんでも「こうしなきゃダメなの!」と、決めてかかっちゃって。「大きくなったら、光と結婚するんだ」と勝手に決めて、誕生日のプレゼントの予定表を立てて、「毎年、これをプレゼントすること!」と命令する・・・。
こんなことされて、男は嬉しいものなんだろうか? と、考えてしまったが、いつもそんなことばかり言っているのも、悪いような気もするし、試しに逆のパターンを考えてみた。うちの隣に、ちょっとかっこいいタイプの男の子が住んでいて、幼なじみで、「俺は大きくなったら、お前と結婚するって決めているんだ」と言われたら・・・。
・・・思いの外、悪くないな・・・。と、ちらっと思った。まあ、そんな相手がいたらの話というか、相手次第だけどねえ・・・。
そう言えば、「若草物語」でも、隣に住んでいるかっこいい男の子・・・というのは、ポイントが高いんだった。と思いだしたんだけれど、構図としては、4姉妹だし、若草物語には違いない。となると、光ちゃんがローリィなんだなあ・・・と思ったんだけれど、発想が飛躍しすぎただろうか・・・。