第37話「おじいさんの大きな手」
こうしてみると、おじいさんの周りには、その地位を狙う輩が多くって、誰も信用できないし、それに比べれば、純粋な気持ちで、目の手術を勧めてくれたどこの誰とも知らない娘の方が、まだ信用できると言うことなのかな?
ただまあ、微妙にごまかされてしまったけれど、ビルフラン様も、もう少しつっこんで、それで、はるばる旅をしてこの村まで来たんだから、その親戚の家にはもう訪ねていったのかね? と訊けばいいのになあ・・・と思いました。ペリーヌがどう答えるのか、興味あるんですけど。
ファブリさんは、思いの外、ペリーヌのことを気に入ったみたいだし、ペリーヌの方もまんざらではなさそうだし、二人で妙にいい雰囲気を作ってましたが、それを知ったらロザリーはどう出るかな〜? と、つまんないことを考えてしまいました。下手すると、三角関係になりそうなんだもの。しかし、たぶん、物語はそう言う方向へは、進まないでしょうね。
ペリーヌの出世物語。順調に面白いです。次回を待ちます〜。