星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ふたつのスピカ」第18話

第18話「マリカとまりか」

あいかわらず、アスミとマリカに関しては、見ていて、イライラしかしないんだけど・・・。なんか、アスミが気持ち悪い。まともな人間に見えなくて、「宇宙に行きたい宇宙に行きたい」と繰り返しているだけのロボットのようにさえ見えるんだ・・・。矢島晶子のしゃべりのせいかな? なんか、すごく嫌だ。生理的に気持ち悪い。

マリカに関しても、どうにもテンプレート的なお嬢様の孤独を描いているようで、引っかかる。父親に邪険にされているのはわかるとしても、それを表現するのに、「この部屋から出るなと言ってあるだろう」とやられると、なんか古典的な表現過ぎて、苦手意識が生まれる。

でも、そんな愚痴ばかり言っていても仕方がないし、ファンの人に悪いので、やっぱり、マリカの謎解きでも考える方がいいな。

そっくりな子供を連れてきて養女にしたか、もしくは、冷凍睡眠だと思うんだけれど、あるいは、今回ちらっと思いついたのは、クローン再生だな。本人の遺伝子を使って、新たな子供を作ったか。

しかし、宇宙開発の話なんだから、やっぱ、考えられるのは、冷凍睡眠だろうという気がする。宇宙へ行くために、人間を冷凍にして宇宙に運ぼうという計画があったんだけれど、不死を望むような金持ちが後を絶たないし、トラブルの元なので中止になって禁じられた技術なんだな。

だけど、ここに熱血の医者がいて、「私は火星探検の英雄にくれてやるよりも、未来のない子供達にわずかでも希望を与えてやりたかった」という理由で、宇宙開発用の冷凍睡眠装置を一つだけこっそり隠して持っていたとか。(わかる人にしかわからない少女マンガネタ)

それがマリカに使われた技術なんだろう。たぶん。そっちの方が、筋が通るしねえ。それで、安全な治療法が開発される未来まで、眠って待っていたから、年齢に時差がある。だけど、再生された子供を父親が嫌ってしまった。「私のマリカは死んだんだ。この子は、偽物だ」という流れなら、わかりやすいんだけれどね。ありがちなネタで申し訳ないが・・・。

本当にそんな話かどうかは知らん。どうなるんだろうと言うことに期待して、次回を待ちます。

【追記】
その少女マンガって、筒井百々子の「たんぽぽクレーター」のことですけど、「冷凍睡眠で延命治療」の部分だけを切り取るなら、先に手塚治虫の「ブラックジャック」があるので、そっちの方がメジャーではあるよね。私が知っているのは、その程度と言うことで・・・。