第4話「その時、十点鐘は鳴った」
順調に面白い。力石を殺してしまったショックで、顔面にパンチを打ち出せなくなっている設定は覚えていたが、おっちゃんに指摘されるまで本人に自覚がなかったとは思わなかった。無意識にやっていたんですねえ。乗り越えたと思っていたことを、乗り越えていなかったこと。この厳しいトラウマを、どうジョーが乗り越えていくのか、これからの展開が楽しみです。
ところで、さすらいのジョーのカットがいくつか挟まっていたけれど、ブランコに腰をかけたジョーのところに子犬が近寄ってくるのが、なんか似合っていて、いいなあ、と思いました。ジョーには子犬。猫じゃないのね。
あと、アクションシーンの見せ場は、いつもながら、やっぱりすごくかっこいい。出崎コンテと杉野作画のタッグは、さすがに最強だなあ、と感じますよ。微妙にスローモーションになったり、かと思ったら急に素早くしたり、なんか、そういう緩急の付け方がいいなあ、と思います。
お嬢様がスペインに行くとか言っていたので、早くも、ホセが出てくるのかな〜? と、ちらっと思いました。どんなキャラだったかは忘れているんだけれど、なんとなく名前は覚えているんだよなあ。
ドラマも盛り上がっていることだし、これからの展開も楽しみですよ。次回を待ちます。