第6話「吠えろ・・・かませ犬」
順調に面白い。なんというか、絵の中に魂を感じるよ。なんか、上手く言えないが、すごい。
担架で運ばれていくときの、ジョーの放心した姿とか、すごく痛々しくて、しかし、そのあと、立ち上がっていくときの力強さとか、めちゃかっこいい〜。ああ、この人は、まだあきらめていないんだって、そういう強さが、すごくいいの〜。見ていて、勇気をもらえますねえ。こういうアニメもなかなかないと思うよ。
一応、アニメ放映と同じ昭和50年代を舞台にしているらしいが、物語から感じるのは、「戦後」の匂いなんだなあ。敗戦から立ち直っていくエネルギーとか、そう言うのを感じる。良くも悪くも、いかにも「昭和」。しかし、物語のテーマ自体は、普遍的というか、現代でも通じるんじゃないかという気がしました。
「ジョー、おれたちの頭をぶってくれ」と頭を差し出す子供達の健気さもさることながら、その頭をぽんぽんとこづいて去っていくジョーが、すごくよかった。
いよいよ、カーロス・リベラ初登場。ベネズエラの選手だったか。そう言えば、こういうキャラもいたなあ、と思いだした。これから、どういう風に物語が展開するのか、続きもすごく楽しみです。次回を待ちます〜。