星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「クロスゲーム」第34話

第34話「あけまして」

地味に普通に面白い。特別な事件が起きるわけでもなく、淡々と丁寧に日常を描いていく、こういう平凡なドラマ展開が好き。現実よりは、一ヶ月早いけれど、大晦日の風景、元旦の風景がきれいに描写されていて、好感が持てました。しかし、次回は、あっという間にバレンタインデーって、どういう月日の経過のさせ方なんだろうなあ。そう言うイベントをこなしつつ、物語はだんだんと夏の甲子園へと向かうんでしょうね。

ひとりぼっちの千田くんは、コメディタッチで描かれてはいたけど、ちょっと気の毒ではあった。一応、救いはあったものの、すれ違いのままだとやっぱりあんまりなので、ちゃんとみんなといっしょにお正月を過ごすシーンがあったら、もっとよかったのになあ、と思いました。

東と青葉が、まさかの急接近で、ちょっとびっくりした。まあ、東は、野球の実力のある人間に惹かれるみたいだから、青葉が相手でもおかしくないんだが・・・。同人誌だったら、「光に似ているからな・・・」とか、ギャグで使われそうだな〜と、ちょっと思いましたよ。