星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ペリーヌ物語」第53話

第53話「春の訪れ」

・・・前から思っていたんだけれど、やっぱ、老境に達した人にとって、若い娘に「おじいさま」と呼ばれて、これだけ慕ってもらえるというのは、見果てぬ夢でしょうかねえ。最終的には、春の丘の上で二人でダンスと締めましたが、やっぱ、これって、お爺ちゃんの願望というか、夢なんじゃないかという気がする。そりゃ、ビルフラン様もペリーヌも嬉しそうだったし、めでたしめでたしなんだけれど、ペリーヌがそれこそかいがいしいばかりに、おじいさま、おじいさまと慕っているのを見ると、なんかちょっとあり得ないような気もして・・・。

いや、せっかくの最終回なんだから、いまさらそんな野暮なつっこみを入れるのも悪いかな〜。

それだけの無垢な愛を注いだおかげで、村も施設が充実して、これからはみんながいい暮らしをしていくでしょう・・・という未来も掲示されて、よかったです。

そう言えば、久々登場のマルセルは、ちょっと声変わり気味でしたね。声優さんが変声期だったのかな? と、考えてしまいました。

とにかく終わりました。いやあ、改めて見ても、これはつくづく名作。いい作品だったと思います。