第8話「Lecon8」
ああ。のだめが落ち込んでいる。その気持ちがひしひしと伝わる分、ちょっと辛い話でしたね。やっぱ、ルイと千秋のラヴェルの演奏は、それだけ素晴らしかったと言うことで、あれだけやられると、さすがにへこむわな。
「結婚してください」のセリフが、「逃げ」になるあたり、気持ち的にも非常にわかりやすい感じだった。
シュトレーゼマンの登場は、かなり久々のような気がする。第3期に入ってからは、初めてかな? めぐみを悪の道に誘う(?)魔法陣のシーンは、よかったです。セリフの迫力も、さすがにベテランの小川信司だわ〜と思って、感心してました。そこに入ってくるオペラとの絡みもいい感じ。
千秋は、着々と前に進んでいるんですよね。歌との共演をやってみたいと言っていたし・・・。もう既にオペラと合わせる準備をしている。そうやって比較されると、のだめが焦ってしまうのも、無理はないような気がしました。
のだめが弾いていたのは、前に練習したベートーベンなんだろうか? 悲壮感漂う音楽が、のだめの気持ちをよく表していたと思います。このあたり、音楽で表現できるところがアニメの強みですね。読んでいないけど、マンガでは音を出せないから、それがマンガの限界でもあるし・・。
順調に面白い。これからどうやってのだめが立ち直っていくのか、期待してますよ。続きも楽しみです。次回を待ちます。