星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「愛の若草物語」第30話

第30話「ゴメンねと言えたらいいのに!」

Aパートにおけるジョーと母親のやりとりは、記憶している限り、ほとんど原作と同じで、「私は怒りを抑えることが出来ないんです。どうしたらいいでしょう?」というジョーの嘆きは、この状況からわからなくもないんだけれど、アニメ版だけを見る限り、エイミーに対する怒りの方が強くって、「いや、悪いのはエイミーだから。ジョーがそんなに気にすることないよ」と、つい思ってしまいます。その辺が、どうにもバランスが悪いなあ、という感じがする。本来なら、二人の立場は、対等であるべきと言うか、ケンカの原因に対して、どっちもどっちと思わせることが出来ないと、この場合、失敗なんじゃないかという気がするんだけれど・・・。その分だけ、二人が仲直りして抱き合うシーンに対しても、どこかしらけた気分で見てました。しつこいようだけれど、どうしても納得がいかないんだよね。

Bパートで、メグがお屋敷に招待されるエピソードが入ってきたけれど、その話が原作にあったかどうかは覚えていない。ただ、「キングさんの子供たちが二人ともはしかになって」というセリフには覚えがあるなあ、と思った。これからどう展開するのか、次回を待ちたいと思います。