2010-11-10 「銀の船と青い海」 萩尾望都 小説・一般41.「銀の船と青い海」 萩尾望都 河出書房新社萩尾望都の短編小説集。「賞子の作文」が秀逸だなあ、と思った。先生が作文を添削して、本人の書いた想いとはずれてしまう。これは自分でも経験があるので、気持ちとして、非常によくわかりました。作文の内容も含めて、そこに込められた彼女の痛みが伝わる感じ。落ちをさらっと流したのも好きかな。