第７話「金融無職列島」
お金がないと言いながら、あれだけの人形を買いそろえているちえこしょうは、実は金持ちなんじゃないの？ と思った。この辺が微妙なラインで、確かに他人の大事にしているものを売ってしまえと迫るのは、私も反対で、まず隗より始めよ・・・という言葉もあることだし、蔵之介がまず、自分の高そうな服を売ることから始めるべきなんじゃないのか？ とは思うんだけれど・・・。
今ちょっといろいろあって、自分のものをかなりたくさん処分したから。私がやったんだから、お前もやれよ・・・的な気分に陥っちゃってて、人形を抱きしめて泣いている女に同情できない。私が捨てたのは、コミックや画集含めた大量の本なんだけどね。捨ててかなりすっきりしたのも確か。もっと高く売れたはずのものを安く処分したので、その点で心が泣いてますが・・・。やればできるんだよ。お前もそんなもの、いつまでも大事にしてないで、思い切って処分しろ、本当に金がないなら、そこまでやれよ・・・と言う気分になっている。
裏側にいろんな心理が混ざっていて、ちょっと複雑なんだ。事情はいろいろあるんですが。
